<   2006年 09月 ( 4 )   > この月の画像一覧

「祝い花」

先日、知り合いから「中洲のどこそこのラウンジがオープンやけん、○○円の胡蝶蘭持っていっといて!」と頼まれ届けた。

夕刻、早速届けると、カウンターに、ボックスが一つのあまり広くないお店。

すでに、花は、胡蝶蘭から盛り花までいっぱい!

黒服らしいおに~ちゃんに「どこおいときますかね?」と聞くと、「あ~もうしょうがないけん廊下にでもおいといて」とのこと・・・。

とりあえず、言われたとおりに置いては見たものの、出入りするおね~さんや黒服さんは、ビシバシ花に膝元をぶち当てながら、急がしそう。

帰りの車の中、こんなんでいいんかなぁ・・・贈った人も、実際後から行ってみてどう思うやろう・・・。そんな、虚しい思いでいっぱいやった。


昨日、とある先輩とゆっくり話す機会があったので、そんな話もしてみた。

「実際商売にはなるけど、もらう側も困るし、贈った人も不愉快やし、なんかモヤモヤするとですよね・・・」

彼曰く、最近天神にオープンしたファッションビルについての話をしてくれた。

結構とんがったブランドがテナントに入っているらしいが、お店側に態度は明確らしい。

ブランドのコンセプトや、雰囲気を壊す祝い花は、ハッキリ言うと隅に追いやられている。(送り主に失礼に当たらない程度に)

らしい。

お店側の意向とすればもっともだ。晴れの開店に、いくら大事な関係者とはいえ、雰囲気をぶち壊されたくない。

昔のパチンコ店の新台入れ替えやないのやから。

しかし、贈ったお客様は、困惑する。というか、俺やったら、不愉快極まりない。
やっぱり、贈った以上、相手に喜んでもらってなんぼ。

いくら、業界で言う、高品質の有名生産者産胡蝶蘭五本立ちでも、それが10万円すると言われても、お店からすると迷惑な話だ。



では、どうしたらよかとか?



現状では、「贈る人と、贈られる人の満足を得られるだけの、プロデューサーがいない」と僕の師匠は言う。

確かに、プロデューサーもいないし、花を贈ろうとする人とお店との仲介役すらいない。

一部のフローリスト系のデザイナーかweb上のアイテムの一部か・・・。

それでは、うまく浸透しようがない。

俺は、既存の高級洋蘭を否定するつもりはない。逆に、あれだけの品質をクリエイトできる事に尊敬さえする。

そして、それを贈ろうとする需要ももう数年は続くだろう。

でも、もう30本立ちや50本立ちというのもどうか・・・。

ちょいと前に、出会った空間プロデューサーという方は、「飲み屋の女の子が誕生日やから30万で胡蝶蘭」と頼まれたとき、ずいぶん困ったらしい。

結局、クラブの直径一メートルくらいの柱に、生まれ月の季節の樹木と胡蝶蘭を全面に飾ったとか。

入り口正面にある柱やから、来るお客さんみんなビックリだったそうだ。

派手な話に代わりがないが、こっちの方が粋やなぁと思う。


贈る・いただく。この両方の満足をきちんと提案できるプロデューサー
一般のお客様(贈り主)が、容易に素早く提供者(メーカーなりフローリストなり)アクセスできる事

この二つの構築は、すぐにでも作り上げなければいけないように思う。実は、ありそうでなかなか無い。

贈られる側の背景と、贈ろうとする人の満足。

これをきちっと得られなければ、お祝いを台無しにしてしまうばいと思った。

まずは、小さなところからでも、これをやっていこう!

c0068255_18322435.jpg

[PR]
by heavyspearslabel | 2006-09-20 18:18 | Comments(5)

佐野タク結婚おめでとう!

c0068255_1047577.jpg


三重県佐野洋蘭の佐野タクが結婚しました。

もちろん、華道我流のメンバーです。

彼の持ち味は、マシンガントーク。そして、それは、我々にF1マシーンを思わせるかのような男として「V8」と揶揄されます。

そんな彼も、先週末に挙式!

俺は、出席しなかったのですが、私直属の諜報部員より、報告がありました。

いい顔しとるね~!佐野タクも、奥さんも!

きっと、マシンガントークの陰に隠された、甘い言葉と、切れ長の優しい目で、彼女を落としたのでしょう!

彼からのご報告の電話の中で、「結婚したけども、これから、もっともっとアグレッシブにガンガン攻めます」の言葉に、ラブラブパワーと元気をいただきました。

末永くお幸せに!!!!!

c0068255_10472544.jpg

チョイ太った?
[PR]
by heavyspearslabel | 2006-09-15 10:54 | 今日のゲスト! | Comments(5)

ディープインパクト世界へ

c0068255_18304184.jpg


僕は、競馬ファンではないが、ダビスタが大好きだ。(4616戦1215勝重賞336勝)

馬と、胡蝶蘭の種付けを一緒にしちゃいかんが、やっぱり、どんな子が生まれてくるかは、非常に楽しみ。

もうすぐ、ディープインパクトが凱旋門賞に出走する。

なんでこんなすごい馬が生まれてくるんやろう?と同時に、是非、ランキングと共に、世界一になってほしい。

父・サンデーサイレンスと母・ウインドインハーヘアの子供。

ダビスタでは、サンデーサイレンスの種付け料は、3000万円。ブライアンタイムス、トニービンをしのぐ一番高い種付け料。

なんぼ、種牡馬がいい!といっても、ここは実力の世界。

そうそう、いい子が生まれるとは限りませぬ。

しかし、サンデーサイレンスの子供は、現実の世界では、重賞でたくさん勝ってる。

胡蝶蘭の世界には、昔、Dorisという素晴らしい品種があったが・・・・。

ここ二十年の中で、優秀と呼ばれる白大輪の胡蝶蘭の源と言っても良いといいくらい。

もう現存せんのやろうなぁ。。。

大田花きの宍戸氏曰く、「園芸も、ディープインパクトですよ!平野さん」という。

本当だ・・・何か、園芸のサンデーサイレンスがぽろっとみつからんもんかなぁ。

日本で生まれ、活躍した馬が、世界のナンバーワンになる。

スポーツでは、宮里藍にWBCチャンピオンのオールJAPAN、水泳の北島、F1のホンダにトヨタ(スーパーアグリも?)etc・・・。

島国根性かもしれないが、勝てばやっぱりうれしい。


というか、絶対凱旋門賞一着、期待しとります。

c0068255_18305451.jpg

[PR]
by heavyspearslabel | 2006-09-13 18:57 | Comments(3)

園芸とビジネス考 ver.911

今の僕の仕事。

「園芸」

ここ最近の市場の状態や、山梨の渡辺君の問いかけで、更に深く深く考えさせられる。




今に近いスタイルは、茶の湯と共に発生したんやろうか?

宗教的な事を言えば、ビシャコや榊もある。
だが、記録にはないが古代より、死者に花を手向けるというのは、古代からあるんやろうな。

僕が、身近に園芸を感じたのは、保育園児時代。

その時見たのは、テッセンとアイリスの球根。

テッセンは、背高泡立草の枯れたものに巻き付かせる作業。

アイリスは、切り花で切った後のモノを干して乾かせ、大きさを揃え親父が200リットルの桶で、消毒液でごりごり混ぜたものを、コンテナ大の木箱に詰めて、市場まで持って行っていた。

確か、荷札は、薄いベニヤを白く塗った葉書大のモノを、釘で打ち付けよったなぁ…。

小さいながらも「釘が球根にささっとるやんけ!」と思ったモノだ。

そして二十歳近くまで、菖蒲や杜若をアイリスと思っていた。

完全に意識のヨーロッパ化だ。



師匠は言う、「戦後、服や音楽、食文化・住空間の欧米化が一気に日本に流れ込んできた。それがおしゃれであり、労働で得る報酬の目標であった。我々の世代は、そういった中で、歳をとってきた………そして、求める花も、それに合う、ヨーロッパで育種されたモノが、好景気と共に、日本の生産者に大量に導入された」


種苗会社、農協等を手動に、「均一に揃った高品質な品物を大量生産する」

好景気を上り始めた頃から、約10年前まで、これが花き農家の目標だったのだろう。
そして、そこで、しっかりと収益を上げ、繁華街を練り歩く、お大尽時代もあったのだろう。
中には、地域の人に担ぎ上げられ、地域の重職について見える方も少なくないと思う。

現在…。
JAを中心とする金融機関から、こういった花農家に対する、再投資の不可や、負債整理の執行をよく耳にする。

「過去の投資に対する、現在の市況の不採算」を見れば、当然の事。

うちも、右に同じ。

これは、もう、ビジネスとして破綻していると見て良いと思う。

ビジネス=商売=需要と供給の確立

これが最低限の公式。

しかし現状は、供給過多により、良いものも、悪いものも何を基準に価格が決定されているか解らない。

そして、技術と遺伝子を持って、より植物の育てやすい環境と労働コストの低い土地を求めて海外へ。

10数年前より、先輩がいうには、「後3~5年すれば、値段は上がるよ」

お次には、「まだまだ手つかずのマーケットがあるはず」。

そして最後は「サービスが、出来てないから、サービスを…」

そういいながら十数年…。

うぅううう・・・・。


手塚治虫のブッダは言う「世の中のあらゆる苦しみには必ず原因がある。その原因がわかれば苦しみを止める事が出来る」

では、原因とは?

海外の輸入切り花?
原油価格の高騰?
業界が成熟したから?
それとも、今の取引のシステムが悪いから?

どれも、そうであってそうでない。


もう一度、「園芸」というものを考えてみよう。

なぜ、日本の花農家は、物まねの物まねするのか?
園芸は、米作りの延長線上にあるものではない。
なぜ、既存の流通にモノを流す事について抵抗がなかったのか?それは、園芸につながっていたか?
中世からの花文化(華道)=現在の花(生活)文化ではない。
植物を育てる文化は、どこまで浸透するのか?

そして、花農家は、誰のために、なんのために、生産しているのか?

「(花)文化って?」
発信するもの?世間が形成するもの?

もっともっといろんな事が出てくる。


例えば、これから、海外生産された輸入物(切り花も、鉢物も)がもっともっと飛躍的にのびてくるだろう。

価格が下がりきってしまったら、それから先は、小売店さんの技術と演出で優劣をつけるしかなくなる。

しかし、日本人は、飽きやすの好きやす。

それが、また破綻するまでにそんなに時間はかからない。

世間というのは、一割チョイの人間が、物流途上をの動きのシステムを繰り出し、残りの八割ほどが、あくせく働くのだと聞いた。

日本人の大半は、それに気付いていながら毎日を過ごす。

それに逆らうように、指先ワンクリックで、金を稼ごうとする。

それすら、一割チョイの人間の思惑なのに。



「盗人に追銭」今、やめるのも選択肢の一つ。

しかし、その前に、もう一度「園芸」というモノを考え直し、「今求められているモノ」
「今から求められるモノ」

それに答える事が出来る、生産なり物流であれば、「園芸ビジネス」として確立できる。

それは、色や形じゃなく、心理学的なものかも、もしくはコミュニケーションツール的なものかもしれない。

花や植物に限らず、あらゆるモノに対して、これを感じ取れないと前に進めないような気がした。

2006年9月11日現在(笑)
[PR]
by heavyspearslabel | 2006-09-11 23:10 | Comments(2)


今日思ったこと。出会った人。出会った言葉。出会った植物。UPしよります。


by heavyspearslabel

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

ブログパーツ

お気に入りブログ

つむいでいく
YOURAN-TAKAS...
そらの向こう側 ~Lif...

ホームページも見てみる?

http://peace.st
 良いネタあるかもよ !

ライフログ


一歩を越える勇気


ある広告人の告白[新版]


企画脳 (PHP文庫)


勝ち薬―まだ間に合う勝利への一服


松永弾正〈上〉


ゴッドファーザー

最新のコメント

さすがラオちゃん!でも、..
by heavyspearslabel at 10:42
同じラジオ聞いてました。..
by ラオス at 10:11
マキ先生、こっちにもあり..
by heavyspearslabel at 08:43
「間伐材を燃料とした園芸..
by CHOCO at 18:22
さすが!打ちひしがれよう..
by heavyspearslabel at 15:59
夢ですか・・・   永..
by のりたま at 11:14
のりたまさん 今年もよろ..
by heavyspearslabel at 19:17
今年もよろしくお願い致し..
by のりたま at 17:17
あるふぁ時代のも出てきた..
by heavyspearslabel at 08:37
ジェームスディーンやぁー..
by yourantakashima at 23:12
小三治さんの読みました。..
by heavyspearslabel at 11:04
ボクも談志さんは大好きで..
by 吉田崇 at 22:34
やっぱ学名でしょ。そして..
by heavyspearslabel at 23:11
学名効いちょりますねぇ〜!!
by チャンサン at 22:50
大丈夫さね。お日さまが払..
by ヒラノトモミ at 22:05
あったりまえやん!! ..
by 風来坊 at 12:31
先輩ご無沙汰しとります。..
by heavyspearslabel at 08:57
おー!ナイスオーナー! ..
by heavyspearslabel at 08:55
言い方が悪かった・・・。..
by 風来坊 at 18:09
私の所の賃貸は「電化住宅..
by 風来坊 at 18:05

カテゴリ

全体
金言集
今日のゲスト!
ストーリー
未分類

以前の記事

2015年 01月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 03月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月

検索

最新のトラックバック

城島ついにメジャー
from うだじむの覆面座談会
すごいですね~
from Peace Farm えっち..

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧