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「早えぇ!」


先日9月18日播種したもみが発芽しました!

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9月22日撮影











そして、今日。
播種から10日。

こんなに伸びました!!!



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一年の終わりを労い

一年の始まりを明るく迎えていただくため



米作りがんばっております!
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by heavyspearslabel | 2008-09-29 18:13 | Comments(6)

「自在」 俺の思い

今という時間は、自分にとってすごく大きな転換点であるように感じる。




当然、今回山梨のわたなべ正義氏を訪ねたのもそれを意識してのこと。

いろんな迷い、またこれからを占ういくつかの「種」を自分の中に持って訪ねたつもり。


ナベちゃんは、それを酌み取ったかのようなスケジュールのセッティングをしてくれた。


帰りの飛行機の中で、いろいろとその時間を振り返ると「ピタッ」と一つのキーワードが出てきた。



「自在」



「あるがまま。思いのまま。」


そして、自己解釈。


「欲しいものは、自らの中に在る」


ということ。



自分を一歩後ろから見つめること。

自分と向き合うこと。


そういった言葉が、今回出会った人たちの言葉だった。



これまで、いろんなものをあれもこれもと両腕に抱えようとしてきた。

だから、ほんとに欲しいものに手を差し伸べようとするときに手が出ない。


また、手放す事によって見えてくるものがたくさんあるということもよく解ってきた。




室内に、手元を照らすだけの明かりしかないからこそ、窓から見える外の景色の樋の雨垂れすら輝いて見える。



計算されたものかどうかは別として、これもくじらぐもで学んだこと。


わたなべ正義との出会い

くじらぐも

長藤文庫

みらい塾


「心地よい」「おもしろい」




そんな体験をさせていただきながら、本当にこの

「自在」

という感覚をプレゼントしてもらったような気がした。



ありがとね!ナベちゃん。




五反田から、大田花き・大西君に羽田まで送ってもらう短い間にいろんな話。


いざ飛行機に乗り込むと、斜め前に現農水大臣・石破茂さんが。

テレビで見る印象と違って、非常に紳士的。


総裁選を戦うオーラが漲ってたので、少し分けてもらいましたw

(SPの方!居眠りしとっちゃいかんですばい!)





長々となりましたが

信州・山梨の旅

この辺で終わりです。
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by heavyspearslabel | 2008-09-29 01:39 | Comments(2)

「自在」2.15 Watanabe Masayoshi

車は、明野から八ヶ岳へ。


わたなべ正義・羽衣洋蘭園

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彼とは、師匠・榊原菊夫、大田花き・大西克典の両氏の縁で繋がった人。

メールや電話、ブログ等で知る彼は


とても独特な構図の写真を撮る人。

幅広い音楽に精通した人。

独特のタッチで自分の感じた事を文章として具現化する人。

人と家族をとても大事にする人。


特にこの4点が、出会う前の彼の印象。

ただ、二日間の時間を共有し、半分以上が塗り替えられたように思う。




車は、羽衣洋蘭園・八ヶ岳農場へ到着。

以前から、ブログ
で紹介されていた事務所や、ヤギ小屋などを見せていただき、実際に彼の作る植物を見せて貰う事に。


彼の手がける「オーガニックな花作り」。


羽衣洋蘭園は、シンビジュームという蘭の切り花を日本中に提供している。

そして、その多くは自らの農園で開発した「オリジナル」。


農薬を使わない、化学肥料を使わない。

そんなオーガニックな花作り。


見せて貰う間、カエルがいたり、クモが居たり、苔がいい感じで萌えていたり、スリップスと言う花に黒いシミを付ける害虫が居たり・・・。



僕が感じたその光景は、わたなべ正義が創る「小宇宙」のように感じた。



カエルやクモは、植物に害となる虫を補食し、自然なる環境と水分・日陰の中で、苔は見た事もないような青さで萌える。 

害をなすスリップスは、この時期に「あと二ヶ月で出荷できるだろう」と思えるツボミがついたステムを折っていく事によって、抑えようとする。

そして、その虫を自らの手で一匹一匹つぶしていく。


話としては美しい。 

が!

「こりゃ、めっちゃ大変な事だ」

僕はそういった。


ほぼ、99%の農家は、農薬なり化学肥料を使う。

そうやって、美しい花を作り上げていくのだ。


しかし、わたなべ正義の作る花は違う。


「これを買える人って幸せやろうな・・・」

そう感じた。


見た目に美しい花やデザイン的に格好がいい植物。

確かに、人が暮らしていく中でそういったものは、肉眼で見ても心の部分でも満足のいくものはいくらでもあるだろう。


しかし、


このしみ込むような美しさ


のものは、今まで見た事がない。

僕は、彼の農場を見てそう感じた。


そして、今度新規に借りた農場へ。

入り口の草むらの向こうに、小さなプレハブ。

彼は、これから此処で子供達相手に


「花育」


をやるのだという。

そのプレハブの前に、ブルーべりーを植えたりしながら、子供達と花を楽しむのだ。

作りかけの中を見せて貰うと、

実に優しくて楽しそう。


すでに、自らの双子の娘である「真己・真弓」ちゃん達が、そこで存分に遊び回った後があった。

これから、そこがどれだけ楽しく、素敵な大人になる為の空間になるのかドキドキするような期待があった。




麻の話にしろ、オーガニックな花作りにしろ、何故にそこに行き着いたかというと、彼なりの深く思い悩む時間があったからだと彼はいう。

それは、ちっぽけな園芸業界の話とか、短期的な時間軸での話ではなく、もっと奥深いもの。


そして、彼は自分と向き合い「自分がどう生きるべきか」を決めてきたのだという。


「自らが履くスパイクをデザインしたかった」

「日本人は、ふんどし辞めて弱くなったんですよ!下着は、パンツ辞めて、ふんどしにしましょう」

「七味に麻の実を混ぜて『八味』って美味いヤツがありますよ」

「被り物被って、東京の仲卸通りを練り歩きましょうよ」

「山登り一緒に行きましょう!」

etc・・・


実に奥深く、まっすぐで情のある男。

感じた事がすぐに口からこぼれ、そしてゆったりとした中に大きな野望を持つ男。


そういう男。



最終の福岡行きに間に合う最後の電車。


駅に向かう数分の車の中で「福岡での再会」を誓い合った。


そして、時間が押して行けなくなった「ダニエル・オスト」。

そんな俺の為に若き日の「ダニエル・オストの作品」の写真集を貸してくれるという。




そして、駅には着いたものの、乗り遅れちゃうとやばい列車ぎりぎり。

慌てながらの別れの握手となったが、

「近いうちまた一緒に酒が飲めるはず」

と、握手から直感しながら、列車へ駆け込んでいった。


その帰り道・・・


本当に、今回

わたなべ正義がいいと感じる世界

を、堪能させてもらったような気がする。


また、翌日が娘ちゃん達の運動会であり、これからのシーズンに向けて、スタッフの面接スケジュールが立て込んでる中、時間を割いてくれた。


「ナベちゃん、本当にありがとう」


そして、本当にいい体験をさせて貰ったし、楽しかったばい!


そして、そんな時間を作ってくれた、ナベちゃんの奥さん・真己ちゃん・真弓ちゃん!

本当にありがとう!



つづく・・・
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by heavyspearslabel | 2008-09-29 01:35 | Comments(0)

「自在」2.13


長藤文庫を後に、車は明野というところへ。

以前から、ナベちゃんが「連れて行きたい」と言っていた、くじらぐもへ向かうためだ。

その途中、「守屋神社」を通り過ぎることに。

守屋山というのがあり、その裾にあるといった感じの神社。

ものすごく、木々たちが古く、歴史という言葉を飛び越えて何か怖いくらいのオーラが出ていた。

「生贄を捧げる台とかもあるんですよ」

ナベちゃんはそういう。


古の時代を通ってきた神社。

その佇まいは、一言に表せなかった。


車は進み、茅野方面へ。

山手を下っていく時に、話は宮崎駿の話に。


「この辺に、宮崎駿の別荘があって、その近くに『おっこと』という地名があるんです。」

とナベちゃんは解説してくれた。

「それって、オコトヌシのおっこと?」

ときくと、

「たぶんそうだと思いますよw」

との答え。

諏訪や守屋の信仰や地名、それからこの一帯の環境。

そういったものが、宮崎駿の「もののけ姫」に影響してるのかな?と考えるとまたそれはそれで楽しい。


道中が若干長く、いろんな話をする中で、昨日の俺の「夢の景色」の話に。

「いったん死にかけて、息を吹き返した人に、日本人に限らずインタビューして回った人の話がるんです。」

そういう話。

「三途の川ってやっぱりあるらしいですね!」

途中略・・・

「三途の川を渡れない人というのがいて、その人たちは5~6階建ての建物から何度も飛び降りては、また建物に上り、飛び降りちゃうんです」

という。

「え?それって俺が見てる景色のことなんじゃない?」

というと、

「いや、それとは違うと思いますけどw。」

「なははは・・・」

という、若干どきっとする話。


この話は、いつか煮詰めて特集しましょうかね。




さてさて、車は、くじらぐもへ。

着いた時の感想は

「ホント、外見、普通の民家かな?」って感じ。

左手に山羊が4匹。

ナベちゃん曰く、ヤギは雨がダメらしく雨宿りしながら草だとか余った野菜を食べていた。

以前、ナベちゃんのブログにもあった「ひなたちゃん」も、ここへ帰ってきたらしく、なべちゃんはぶりぶりヤギをなでまくっている。

俺は、やっぱりヤギの「目」が恐くてすぐには触れんかった…。

「ヤギの眼こえ~ぇ」

かわいい!確かにかわいい!

やけど何で黒目があんな形なんやろ?

それさえなければ・・・。


そんな気持ちで店内へ。




入口には、以前ナベちゃんのブログにあったとおり小さな「くじらぐも」な看板や郵便受け、そして花の居場所。


店内には、今日のおすすめがおおきな学校にあるくらいの黒板一杯に書かれていた。

そして所どころに吊り下げられた素敵な柄の着物や浴衣。


「う~ん、今回連れてってもらった中じゃ、一番やわらかな空気が漂うところ」

そんな感想。



出されたおしぼりは、こげ茶とベージュのちっこいおしぼり。



そんなんで、ランチとケーキを注文。


まず出てきた「オニオンスープ」

「ほ」っとします。そして美味しくていつまでも飲み続けたく…。




次に出てきた、プレート。

野菜はここまでうまくなるのか!!!!!

そう思うくらい、おいしい!!!
たぶん野菜もうれしいような調理。

焼いたやつ&ケーキっぽく仕上げてカットしたやつ&ゆでたやつ




そして、パン。

もう、なに?

小麦と酵母がぎゅーっと凝縮されたような…。

意地キタねぇんで、プレートに残ったオリーブオイルつけながらいただいてしまいました。


そして、出てきたコーヒーとデザート。

ナベちゃんがご自分の農場のスタッフが言っていたという言葉を拝借します。


「今まで飲んだコーヒーの中で一番おいしい!!!!!」


それは店内の雰囲気もあるかもしれない。



でも、残り3分の1程度残ったコーヒーを見て思いました。

「映画・かもめ食道で、小林聡美がおまじない「コピ・ルアック 」と唱えて入れるコーヒーの味は、きっとこんな味だろう…」

そんなくらい、美味しかった。

コーヒーが美味しいと、なぜか人は口に含んだあとカップの中を覗き込むもんだと、このとき気付いた。


「ナベちゃん、コーヒーもう一杯おかわりしていい?」


と聞くと、


「僕も、もう一杯」


と頼んでくれた。



ナベちゃんとこのくじらぐもの「ひめ」さんは何度もあったことがあるらしく、ナベちゃんは「新鶴」で買った塩羊羹をひめさんにプレゼント。



姫さんは

「違う種類ののんでみる~?」



と、メニューを持ってきてくれた。

内心、ベトナムコーヒーと口から出そうだったけど、「自分用」というのがあって、瞬間的に「自分用」に軍配が上がり、「自分用」でお代わり決定。


なんとも、このひめさんという方も独特のオーラが漂ってる方で、なんと広島出身。

なぜ?山梨へ?

聞くのを忘れてしまった。



ナベちゃんとの会話の中で「家族同士でお好み焼きパーティしよう」という会話に、


なにかそのお好み焼きが、

すっごく特別に美味しく、

特別にいい香りがしそうな感じがした。




入口から店内の着物、設え、そして雰囲気、味、差し込む光、雨の雫。

ひめさんやスタッフの女性。


何に例えることもなく、「自在」。

「自在」な所には、ついつい引き込まれる世界がある。





いよいよ次回、わたなべ正義編。

最後です。
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by heavyspearslabel | 2008-09-25 16:11 | Comments(0)

「自在」2.10

大鹿村を後にした車は、一路高遠へ。

今回、行ってみたかった場所「高遠長藤文庫」。


ナベちゃんを訪ねるひと月ほど前にナベちゃんから送ってもらった雑誌「KURA」。

いわゆる「信州を愛する大人の情報誌」。


この中にあったメンバーの話に

「本を売るんじゃなくて、本の町にする」

というようなコメントがあった。

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いったいどんな空間やろう?

近づいて来ると、やはりロケーションがいい雰囲気を醸し出していて

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鼻の奥をくすぐる。

本屋じゃなく、本の町。

暮らして楽しい。

行って楽しい。

これがキーワード。

こんな大人が作る町て絶対いいよな。

そう感じながら、お店の近くへ。

そしたら、い~い雰囲気の郵便局。

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いったい、どんな本が置いてあるのか?

そう思いながら店内へ。

入口、座敷、カウンター前にいい感じで積み重ねられた本たち。

ぽつぽつと置かれたテーブル、というより飯台。

そんな中、何も言わずお互い興味のありそうな本やCDに飛びついた。

この辺のフリーな感じもいい。


何げに、手に取ったのはお茶の器の本。

最近へうげものにはまってる俺は、名物と呼ばれるものの実物を見たい!と思いそれをパラパラ。

その他、写真集やらなんやら・・・。


ん~、タイトルだけ見てても、もっとここに居たい!!!!

そんな場所。 

そう思わせる空気感!

何がどういいのか解らんけど、そういう空間でした長藤文庫!


「コーヒーでも頼む?」


となべちゃんに問うと


「う~ん、ここに長居すると次にいきたいところにいけないんですよね・・・」

との答え。



そっか、なべちゃんは限られた時間で、いろんなものを見せてくれようとしとるんや。

しかも、俺が朝寝坊しちゃったし。

そう感じ。


文庫を出るべく、レジへ。

俺は、「無駄遣いせんとこ」と、いったん手に取った本を置いたけど、なんか、二度と出会えそうにないと感じ

「魯山人への手紙」

と言う本を手にレジへ。




多分、そうそうで会えなさそうな本。


そういうのがいっぱいあるお店のような気がした。


高遠 長藤文庫。



次は、絶対ここで丸一日過ごしたい!

そんな素敵なお店だった。



続く。
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by heavyspearslabel | 2008-09-24 17:06 | Comments(2)

「自在」2.08

不覚にも、「爆睡」してしまった。

「ふがっ」

と、頭をあげると、入口付近に着替えてカメラをチェックするナベちゃんが!

そう、越の寒梅で有名な石本酒造の焼酎「乙焼酎」のせい。

神戸の恩師、松本耕三氏よりいただいた、超プレミアもの。

以前より

「はよ飲んで、感想聞かせぃや!」

と、急かされてはいたものの、

「いや、大事な酒やけ、大事な人と飲みたいっすからね」

と、とってたやつ。

いい空気、いいロケーション、最高の男。

うまい酒!

氷もないんで、生でついつい飲み過ぎ、今朝は後頭部がいてぇ。



「もうすぐ朝ご飯みたいですよ」

という、ナベちゃんは6時から起きて、一帯の散策。

急いで、洗面すると、女将さんたちは取材も含めた朝食の準備に手際よく仕事をこなしてる最中だった。


「朝ごはんどうぞ~」

との声にテーブルに着くと

大きなお椀にいっぱい野菜の入ったみそ汁(たぶん汁の方が少ない)

ゴーヤのあえ物

採りたてトマト

アユの甘露煮

松茸ごはん

メロン

etc・・・


「え?これ朝ごはん?」

ってくらい豪勢。


「何か、制作会社の人から訊ねられると思うからね~」

といたずらっぽく、女将さんがいう。

すでに、照明等が設置され、若干緊張しながら朝食を。


「うんめ!!!」


軽い二日酔いもなんのその。

何年かぶりに、しっかり朝ごはんいただきました。

その後は、レポーターからの取材。


俺は、ぐだぐだのコメントやったけど、さすがナベちゃん。

パリーっといいコメント出してました。


採用されるのかどうか?

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「知っとこ!」

楽しみにしとります。











最後にやはり食器の片付けを終えて、出発の準備へ。


帰り際、二つの言葉をお母さんから頂きました。

「花」という言葉の語源は「映える」と「和む」。

一人の百歩より、100人の一歩。



うん、いい土産になりました。

お母さんの生きざまをもろに表す言葉だし、花に携わる僕らへの応援に感じた言葉達やしね。

お母さん!本当にありがとう!


と、宿を出発。

ナベちゃんが次に連れてってくれるところは、「分杭峠(ぶんくいとおげ)」

零磁場というはじめて聞く言葉の場所。


その場所というのは、「気場」と呼ばれる強力な気が出ている所らしく、その人の感受性によって感じ方は様々やけど、何せ特別なところらしい。

実際行ってみての率直な感想。

動悸がして頭に血が上った

手のひらが熱くなってきた

後頭部が少し痛かったのが治った

そこから離れるにつれて、そこが心地よく夢の中にいるようだった


こんな感じ。

それをもろに感じたのが、中央構造線が表に現れたところ。
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これ見て。

全然違う地層が隣り合わせでくっついてるんです。




大鹿村の川辺で見たこの光景。

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ナベちゃんは、

「この構造線がずっと九州までつながってるんです。」

という。









目で見えるもの、見えざるもの。


地下の地球のこと。

気のこと。

人と人の縁のこと。


零磁場のせいなのか、この知らなかった地球のせいなのか。

何かしら、大きな力を感じる時間だった。


つづく。
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by heavyspearslabel | 2008-09-24 11:16 | Comments(0)

「自在」1.22

洗い物中の女将さんと少し二人っきりでお話。

「だらだらと業界が悪くなっていく中では、決断できる人って少ないよ」

そんなことを女将さんは話してくれた。

今の、花業界のことだ。



そして、宿のことについても…

「形だけ真似ようとする人はたくさんいるけど、それじゃ無理だよ」

そういう。

何かをお母さんが「発信」し、その効果で誰かから何かを「受信」する。

それが、お母さん流の「give and take」。

giveだけでもダメ。

takeだけでもダメ。

そういうキャッチボールが輪をを大きくする、また、そうしてきたんだと感じた。


幸せで感じる仲間がおる

幸せで繋がる友がいる

明るい笑顔のあなたに

心からのありがとうを伝えたい



トイレの前にたくさん張られた写真たち。

思い出の自らの結婚写真や、家族の写真。

また花祭りに訪れた多くのお客さんの写真。


その中心に、白い竜胆の花束を抱えた笑顔のお母さんとこの言葉があった。


物事の良し悪しを自分で感じる。

外で見た元気なアジサイの葉っぱだってそう。

カラマツの堆肥をなぜ使うのか?

なぜ、電話越しの声を聞いただけで、どんなお客さんかわかるのか?

人との受発信、植物との受発信で培ってきたものなのだ。


決断した後の自由な状態。

そこをどう感じ、どう動いていくのか?


また、それをどこから導き出すのか?


この旅で一つの「自在」を見つけた気分だった。

つづく。
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by heavyspearslabel | 2008-09-24 09:07 | Comments(0)

「自在」1.19


車は、少し山を登り始め高遠方面へ。

あたりもすっかり暗くなり、やっぱ東と九州じゃ日没の時間が違うねぃといった感じで山中をひたすら。

目的の「みらい塾」。

どんなとこやろう?

そんな期待と裏腹に、目印がない。

ナベちゃんも、初めて行く所らしく、電話での確認。

電話の先からは、元気で小気味のいい女将さんの声。

辺りの暗さとは相対的に、向かう先は何か明るそうでチョイわくわくしながら来た道を戻ったり行ったり。


そうする中で、「プップー!」とクラクション。

どうも、宿の親父さんが心配して迎えに来てくれてたみたい。


「こっちこっちー!上がって、二件目の駐車場!」

ということで、蔵の宿みらい塾に到着。

ん?車のライトに照らされた、アジサイの葉がきれいやね?

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「こんばんは~。お世話になりま~す」

の僕らの声に、おかみさんの

「はいはい、上がって上がって」

との招き。

挨拶する間もなく、入口付近に荷物を置いて、夕食。

先客で、ご夫婦になるのかな?ダンディなご主人と素敵な奥様と女将さんがお話し中。


俺は、腹減ってたのと囲炉裏の周りに置かれたお膳と囲炉裏で焼かれてる五平餅と岩魚に食欲を刺激され、がつがつとがっついちゃいました。


岩魚。完食。
五平餅。完食。
納豆(&シソ)入り油揚げ。完食。
その他、たぶんこの宿で採れた野菜料理。完食。

ナベちゃ~ん。どんだけグルメツアーなん?

というくらい、
おいしく囲炉裏端の料理をいただき、その合間に女将さんの話。

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結婚前の北海道での牧場の夢

牛一頭つれての結婚

さやえんどう三反半(ひとりで)

非常に笑顔と力のある目が印象的で、おかみさんの生きざまを面白おかしく聞かせてもらいました。


女将さん(市ノ羽さん宅)では、アルストロメリアの生産も大々的に手掛けてあって、かつ、息子さんも俺らと同世代。

ナベちゃんの柔らかい口調ながらのソリッドな質問に、女将さんの話もついつい盛り上がっちゃって、大囲炉裏端会議になっちゃいました。


「観光に関する、地域の会議において20数名の委員の中で女性の数は、若干名。

それでは、いい企画ができない。」

みぞえ住宅の女性社長の

「おなごやけん、細かかとこまで気の付きますと!」

のコメントを女将さんの話に思い出した。


やはり、僕も女性のそういう感性、細やかさには男にない力を感じ同意できる部分。

きっとこういう女性たちが、今の日本を支えてるんやろうなぁと心の中に呟いた。


そんな中、今からテレビの制作会社が来るとの話。

大阪の制作会社とのことで、地方の番組なんかな?と思ってたけど、帰って調べると全国放送やんけ~!!!

毎日放送「知っとこ!」出演 オセロ・中尾彬・桂ざこば

なんでも、朝ごはんの特集とか。

「明日、朝皆さんの食事を取材させていただきます。」

との女将さんの話。

おいお~い!きいとらんばい!


ちょうど、制作会社の皆さんもお見えになり、食事の座はお開き。

ナベちゃんと二人、食器の片付けを終えて昔の家でいう「お座敷へ」。


ということで、続く。
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by heavyspearslabel | 2008-09-22 15:46 | Comments(0)

「自在」1.18


諏訪大社 春宮・秋宮を後に、一路、本日宿泊先の「みらい塾」へ。


その途中、諏訪湖が…。

これ。俺が海ばっか見とるからかもしれんけど、

ホント


「やさしくてきれい」


そういう感想です。

いいなぁ・・・、勝頼のお母さんってホントこんなイメージを持った女性やったんかなぁと勝手に妄想。


ナベちゃん曰く、御柱祭で使う柱に、上社は龍の角のようなものがあり、下社の方はないとのこと。

いずれにせよ、龍が、湖に入っていくのを模して、斜面を諏訪湖側に下っていくとか。


う~ん、紀元前の昔から、この湖はこの美しさをたたえていて、なおかつ、人間にとって神聖なる湖やったんやろうなぁと思うと、その悠久なる雰囲気にさらに心酔。


春宮・秋宮境内に植わっている、樹々。

宮の風格。

諏訪湖。

そして、ナベちゃんの語り。

走る車の中、勝手にいろんな映像を頭の中に流しながら走る車。


そんな中、ナベちゃんが


「あ、平野さん、あれが、諏訪大社本宮ですよ」


という、


「ん?」


「な~んか、どっかで見たことある風景なんやけど…」

そう、あまり人には語らないが、僕が勝手に、「天国ってきっとこんなとこ?」と思ってる、夢で見る風景。


この本宮がある森の前面に稲田が延々広がって、なんか知らんけど、ビルの5~6階建くらいありそうな大きな石がいくつか立っている。

頻繁にではないが、何度か見る夢の景色。

そこにそっくりなのだ。


そんな、自分勝手なことをしゃべりながら車はひたすら宿へ。


つづく。
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by heavyspearslabel | 2008-09-21 20:03 | Comments(0)

「自在」1.15

心のまま、思いのまま。


18~19日とナベちゃんこと渡辺正義氏を訪ねてきました。

以前から一度会ってゆっくり話したい!と思ってた人で、初めてあったのに「久しぶり!」くらいの初対面でした!

不思議やね~。

出会って、早速、諏訪の街へGO。


「麻」の歴史。「麻」と諏訪。「麻」と渡辺正義。

そんな話を聞きながら着いたのは、諏訪神社・春宮。

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そして、秋宮。

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今回、カメラを忘れて携帯でになっちゃってすみません。

しかし、僕の頭の中の「諏訪神社」と言うと、やはり武田勝頼の母であり、諏訪頼重の娘、「湖衣姫」(実在かどうかは不明)。

新田次郎の「武田信玄」に出てくるこの湖衣姫だが、湖衣姫を迎えるにあたって信玄曰く、「諏訪湖のように美しい」と言わしめたほど。

きっと素敵な人だったんやろうなぁと思いながら境内を散策。


いつもながら、歴史の足跡がある土地というものには、ものすごくロマンを感じ、会ってみたいなぁと感じる。




この象みたいなのって?
若冲の鳥獣花木図の中のゾウみたい。



ナベちゃんの話やと、テレビでよく見る斜面を大木にまたがって下っていく「御柱祭」のあの神社ですよ!との話。

併せて、もっと昔からの諏訪の歴史を語ってくれて

大和の信仰と「守屋」と言われる縄文からの信仰の戦いの話をしてくれた。


ぼくは、諏訪大社が「上社」と「下社」に分かれていたことは、「武田信玄」で知っていたんやけど、信仰によって4つに分かれているてゃ思いもしなかった。

「春」「秋」宮。

この地域の人にとっては、この季節が大事な節目なんやろうなぁとイメージしながら



以前、なべちゃんのブログで紹介された新鶴が!!!
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おぉ!なんか風格あるなぁ!と中へ。


古い木製のカウンターの中には、茶席に出るような菓子。

きょろきょろ店内を見回していると、おばちゃんが「いらっしゃいませ~」と名物「塩羊羹」を出してくれた。

僕は、正直甘いものはあまり口が興味を示さないんやけど、おそるおそる爪楊枝を手に一切れ。

「うんめー!!!」

これ、まじでうまいっす!


口に入れたとたん、淡い塩甘。

一嚙みすると、す~っと甘、甘、淡塩、甘、甘・・・

三嚙み以上は、淡~い甘、甘、甘、アズキ?

みたいなそんな感じ!


ついつい、一番大きいやつ二つも衝動買い!

ナベちゃん、グッドチョイス!

お店の説明書き見てると、「新鶴」の塩羊羹は、本当にここでしか買えないとか。


これから始まる二日間のスタートが、これとは!


渡辺正義、恐るべしw


ってなことで、続く…。
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by heavyspearslabel | 2008-09-21 19:28 | Comments(6)


今日思ったこと。出会った人。出会った言葉。出会った植物。UPしよります。


by heavyspearslabel

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